転職先に介護医療院を選ぶときの面接の注意点

介護士が介護医療院の面接を受ける際には、介護医療院がどのような施設なのかを訊ねられる可能性が高いです。そのため、介護と医療を行いながら、要介護者の生活サポートに重点を置いていることは答えられるようにしておきましょう。また、特別養護老人ホームや介護老人保健施設など、他の介護施設との違いも訊ねられるかもしれません。それぞれ要介護者が利用する目的や、利用期限などが異なります。その違いもしっかり説明できるようにしておきましょう。

そして、介護医療院には1型と2型があり、面接を受ける介護医療院がどちらに該当するのかも確認が大切です。1型は病気や認知症などが比較的重篤な人、2型は容体が安定している人という風に、利用者の種類が異なります。面接でその違いを訊ねられた時、しっかり答えることができなければ、介護医療院についてあまりよく知らないと認定をされる可能性が高いです。そうならないためにも、面接を受ける介護医療院が1型と2型のどちらなのかは把握し、具体的な仕事内容も答えられるようにしておきましょう。

さらに、面接の際には、自分ができることをアピールするのも大切です。介護医療院では、医療面は医師や看護師に任せて、介護士は他の介護施設と同じように、入浴や食事などの介助をすることが多いです。さらに、利用者の看取りをするのも、介護医療院で働く介護士の仕事に含まれます。このような仕事をすることを理解していて、問題なくできるというアピールをすることも、面接では大切です。これらの面接時のポイントは、介護医療院で働く上での大切な知識にもなります。